名古屋国際女子マラソンが生まれ変わる名古屋ウィメンズマラソン(来年3月11日)の大会要項が20日、発表された。来年のロンドン五輪代表選考会も兼ねたレースには、一般女性ランナーも参加。1万5000人の大規模市民マラソンになる。

 また、大会当日は東日本大震災からちょうど1年となるため、9時10分スタートから5時間36分後の午後2時46分に、レースを中断してランナーや観客ら大会全体で1分間の黙とうをささげることも決定。制限時間も1分延長した「7時間1分」となった。1分間の時間が完走タイムから引かれることはないという。外山幸男実行委員会副委員長は「義務ではなく気持ちですが、協力を呼び掛けたい。黙とうの方法についてはこれから検討していく」と話した。