F1復帰を目指す元スーパーアグリの佐藤琢磨(32)が21日、東京都内のイベントで、来季復活するF1のロータスと参戦交渉を行っていることを明かした。F1、米インディカーシリーズの複数チームと交渉中だが、具体的な名前を挙げたのは初めてで「年内にはチームを決めたい。来週末から欧州での交渉がヤマ」と最終段階に来ていることを明かした。F1のシート獲得には有力スポンサーが不可欠。今季でトヨタが撤退するなど逆風は変わらず、来季は日本人ドライバー不在の危機にある。だが、佐藤は「F1と日本のつながりが細くなる中でシートが獲得できれば、日本からの応援を1本化できる」と「F1日本代表」の肩書をスポンサー獲得の追い風にするつもりだ。