ジャンプ個人ラージヒル(HS134メートル、K点120メートル)予選で、竹内択(北野建設)が127・5メートルを飛び118・5点で3位で通過した。

 風がめまぐるしく変わる条件でスタートが約1時間半送れたが、気持ちを乱さず21日の個人ノーマルヒルで5位入賞した調子そのままに好飛躍をみせた。

 「ジャンプは安定している。複雑にいろいろ考えないでシンプルでいられるのがいい。表彰台に行くには130メートルを超えないといけない」と気を引き締めていた。

 伊東大貴(雪印メグミルク)は130メートルで6位、小林潤志郎(雪印メグミルク)は123メートルで12位と、それぞれ予選を通過した。伊東は「ここに入ってズレ始めているが許容範囲」。小林は「それなりにいいジャンプ。アプローチで立った瞬間から苦しい感じなので、そこがスムーズにいければなと思う」と話した。

 日本勢は予選免除の葛西紀明(土屋ホーム)も含め4人全員が本戦に進む。