柔道女子日本代表の強化スタッフは今日28日に会議を開き、ドーピング違反の恐れのある薬を服用したためドイツでの国際大会を直前になって欠場した2選手について、処分案を検討する。

 対象はともにロンドン五輪代表の78キロ級の緒方亜香里(24)と70キロ級の田知本遥(24)で、強化指定の除外や出場停止などの厳罰を科す可能性を南條監督が示唆している。内容次第では16年リオデジャネイロ五輪出場にも影響するため、コーチ内でも意見が分かれているという。会議での結論を基に、今後の強化委員会で処分が決定する。