日本代表の北海道銀行は、14年ソチ五輪金メダルのカナダに5-8で敗れ、1次リーグ敗退が決まった。序盤の第2、3エンド(E)に連続で2失点するなど終始、主導権を握られた。第8Eで2点を奪ったが、試合巧者の世界女王を攻めきれなかった。上位4チームのプレーオフ進出は逃したが、最終のドイツ戦は勝ち、通算6勝5敗の6位だった。

 カーママこと小笠原が出直しを誓った。日本のショット成功率はカナダの82%に対し68%。大事な局面でミスを連発し、5-8の結果以上に世界との差を見せつけられた。ソチ五輪後、メンバーを入れ替えてスタートした1年生チーム。「大舞台を経験できたことは大きい。18年平昌五輪につながる収穫ある大会。世界での経験を増やしたい」と悔しさを今後の糧にしていく。