日本バドミントン協会は30日に都内で会見を行い、5月10日から始まる国別対抗選手権大会「スディルマンカップ」(中国)の出場選手を発表した。

 メンバーには、8日から12日にかけて行われたシンガポール・オープンの男子シングルスで日本男子で初めて優勝した桃田賢斗(20=NTT東日本)らが選ばれた。また女子ダブルスで3月25日~30日のインド・オープン優勝、シンガポール・オープンでは準優勝した「タカマツ組」の高橋礼華(あやか、24)、松友美佐紀(23=ともに日本ユニシス)も選出された。

 桃田は21日から行われたアジア選手権(中国)にも出場予定だったが、開幕3日前に右足を捻挫し棄権した。「自宅の階段で足を踏み外して転げ落ちた。片足でジャンプして家に戻りました」と苦笑いしながら明かした。現在は腫れも収まり、「95%くらいは回復した」と笑顔で話した。大会に向け「負けたからどうこうというものはないけど、代表としてのプライドがあるので」と勝利を誓った。