水中パフォーマンス集団「トゥリトネス」を主宰する不破央氏(46)が、所属する安部篤史(32)が出場した混合デュエットの応援に駆けつけた。

 映画「ウオーターボーイズ」の水泳指導もした男子シンクロの先駆者は、86年世界選手権競泳男子100メートル平泳ぎ6位で、五輪のメダル候補でもあった元競泳選手。それだけに「篤史が頑張るのは当たり前。頑張るだけではなく、せっかく初の男子選手になったのだから、何か結果を残してほしい」と、エールを送った。

 この日エキシビションで演じたFRについて「篤史なら、もっと観客にアピールする演技ができるはず。僕は競技のシンクロは素人なので分からないけれど、本気でドラキュラになった方がいい」と厳しい評価。それでも「本当に謙虚だしまじめなやつ。うちの主役で抜けると公演が苦しくなるけれど、本気で応援しています」と話していた。