男子100メートル自由形で、中村克(21)が48秒41と、09年の藤井拓郎の日本記録を100分の8秒更新して優勝した。

 早大入学後、フォームを見直し、短距離で強度の高い練習を繰り返してきた。先月の日本選手権で初優勝すると、前週のオーストラリア遠征でも自己ベストを更新するなど勢いづいていた。「まさか日本記録が出るとは。素直にうれしい」。メドレーリレーはもちろん、400メートルリレーでも世界大会の上位進出へ、大きな力になる。