技巧派のアグニエシュカ・ラドワンスカ(ポーランド)が2年ぶり3度目の準決勝進出。期待の大きい20歳のマディソン・キーズ(米国)の勢いとパワーを封じ「緩急を使って攻撃できた。試合ごとに自信が増している」と語った。

 サービスエースは相手の12本に対して1本、ノータッチの決定打は48本に対して13本と対照的だったが、凡ミスを7本に抑えた堅実なテニスで流れを引き寄せた。芝のコートに強く、3年前は準優勝。「これまでの経験を生かしたい」と初優勝を見据えた。