リオデジャネイロ五輪出場枠を懸けたアーチェリーの世界選手権は29日、コペンハーゲンで個人の決勝トーナメント1、2回戦が行われ、既に出場枠を獲得した日本の女子はロンドン五輪団体3位の川中香緒里(ミキハウス)がカナダ、フランス選手を破り、30日の3回戦に進出した。林勇気(堀場製作所)と永峰沙織(長崎国際大)はともに2回戦で敗れた。

 男子は鬼山直也(近大)と岩田歩(エディオン)が出場。シードの古川高晴(近大職)は3回戦から登場する。既に団体で五輪出場枠を獲得した選手を除いて上位8人に入れば、1枠を上限に個人の出場枠を得られる。全日本連盟は今大会で出場枠を獲得した選手を五輪代表にすると決めている。