バドミントンのヨネックス・オープン・ジャパン(8~13日・東京体育館)の大会スマッシュクイーンを務める堀川優、大塚莉奈(ともに26)が1日、東京・築地の日刊スポーツ新聞社をPRのため訪れた。

 同大会には、8月の世界選手権(ジャカルタ)男子シングルスで日本初のメダル“銅”を獲得した桃田賢斗(21=NTT東日本)ら世界のトップ選手が出場する。桃田は初戦で、同選手権準々決勝で倒した魏楠(香港)と対戦する。

 クイーンの堀川はオーストラリアに4年間在住した国際派。世界4大ミスコンテストの1つミス・アースの13年日本代表となった。「桃田選手の若くてエネルギッシュなプレーを見てほしい。13日にはイケシオの池田信太郎選手の引退セレモニーもあります」と来場をアピールした。

 女子シングルスでは、8月の高校総体で初の個人戦3連覇を達成した世界ランク10位の山口茜(勝山高)が出場する。1回戦では先の世界選手権で銅メダルの成池鉉(韓国)とぶつかる。初戦敗退の昨年に続き、世界の高い壁に挑む。

 もう1人のクイーン大塚は小学4年から高校まで9年間バドミントンをプレーし、中学2年の東京・墨田区大会では3位に入った本格派。ボウリングでも258点のハイスコアを持ち、プロテストを受けた経験もある。「私のように攻撃的な山口選手に期待しています。今回は、会場を暗くしてコートにだけライトを当てる照明演出が日本で初めて導入されるので楽しみ」と話した。

 12日には選手のサイン会も行われる。