女子高飛び込みで、今夏の世界選手権代表の佐々木那奈(16=JSS宝塚)が340・80点で初優勝した。

 同じく世界選手権代表の板橋美波(15=JSS宝塚)が297・0点で2位。佐々木は5本のジャンプすべてで60点台をマークするなど安定した演技で、ライバルの板橋を突き放した。

 7月の世界選手権は板橋が準決勝に進出した中、31位で予選敗退。日本選手権では、板橋にリベンジを果たし、その悔しさを晴らした。「今の技をさらに安定させていきたい」。次は、板橋とともに11月の国際大会派遣選手選考会(14日開幕、東京辰巳国際水泳場)で、来年2月の五輪予選を兼ねるW杯(ブラジル)の代表権獲得を目指す。