体操男子のロンドン五輪金メダリスト、内村航平(コナミスポーツク)の母、周子さんが、全日本シニア選手権2部に出場し、女子50代の部で3位に入った。

 10点満点で8・050点をマークした平均台では独創的な新技を5つ披露して会場を盛り上げ「みんなが楽しんでくれたなら良かった」と満面の笑みだった。

 床運動でバック転、段違い平行棒では蹴上がりに成功した。新技は「シュウコ6まである」とまだ温めている。

 約30年ぶりに復帰した昨年に続く実戦を満喫し「航平は嫌がるかもしれないが、どんな年齢でも体操はできると知ってもらうために、恥をさらしてでも出る。死ぬまで出続けます」と生涯現役を宣言した。