ラグビーW杯イングランド大会の第3戦、サモア戦(3日)に臨む日本代表は前日の2日、現地時間午後4時ごろから試合会場のスタジアムMKで約1時間の調整を行った。

 バスが渋滞に巻き込まれ、予定より約30分ほど遅れて到着。選手たちは攻守の連係などを確かめながら、軽めに体を動かした。

 練習後の会見にはCTBマレ・サウ(27=ヤマハ発動機)とプロップ畠山健介(30=サントリー)が出席した。両親がサモア人で、サモア代表の誘いを断って日本でのプレーを決断したサウは「非常に特別な試合。相手はフィジカルが強い。勇気を持って立ち向かわなければならない」と気合を入れた。通算70キャップとなる畠山は「目標である8強進出のため、今大会で一番大切な試合。しっかり準備してきた。いい試合をしたい」と意気込みを語った。