立命大(関西)が5年ぶり9度目の甲子園ボウル(12月13日、阪神)出場を決めた。

 22日の関学大とのリーグ最終戦で2TDを決めたRB西村七斗(ななと、2年)は温存。しかし、第3クオーター8分53秒にはTDを許し、21-10にまで追い上げられた。第4クオーター6分59秒に1年生RB藤岡峻平がランでTDを奪うなど最後は引き離したものの、課題が残った。

 試合後のミーティングでは、スタッフや4年生からの厳しい声が大半を占めた。米倉監督は「相手をなめているとか、そういうのはなかった。関学戦から1週間後だったので、ベストコンディションでない選手を休ませたのは事実ですが。他の(関西の)ライバルに勝って今日がある。(甲子園ボウルまでの)2週間、準備してやっていきたい」。田辺大介主将(4年)は「ロッカーから気が抜けていたと思う。関学に勝って余韻に浸りすぎていた部分がある。しょうもない余裕があった。(今後は)出ているヤツ、出ていないヤツ関係なく、詰めていかないといけない。無駄にできる日はない」と、早大との日本一争奪戦に向け気を引き締めた。