全日本テコンドー協会は15日、東京都内で記者会見を開き、一般財団法人「国際クラブ」(岐阜県羽島市)の支援を受け、リオデジャネイロ五輪の金メダリストに1000万円の報奨金を贈呈すると発表した。銀で500万円、銅で300万円が贈られる。

 外国人留学生支援事業などを行う国際クラブは2020年東京五輪・パラリンピックまでの選手強化費もサポートする。羽島市では31日にリオ五輪アジア大陸予選の代表選考会が開かれ、今後は強化合宿も実施される。

 昨年の世界選手権女子57キロ級で日本勢初の優勝を果たし、リオ五輪代表に決定した浜田真由(徳山大)は報奨金について「夢のような話。感謝とうれしい気持ちでいっぱい。(金メダルを)絶対獲得したい」と話した。