アイルランド・ラグビー協会は9日、昨年のワールドカップ(W杯)イングランド大会で8強入りした同国代表のロックで主将を務めた36歳のオコネルが現役を引退すると発表した。

 大会中に太もも裏の負傷で離脱し、復帰を目指してきたが、医師の助言に従って決断した。

 欧州6カ国対抗で2連覇中のアイルランドをけん引してきた名選手は「大変残念だが、ラグビーから引退することを決めた。復活を期し、新しい章を楽しみにしていたが、これ以上は不可能だ」と声明を出した。