2季ぶりにフィギュアスケート世界選手権に出場する浅田真央(25=中京大)が29日、開催地のボストンで2日目の公式練習を行い、「ここにきて上り調子」と自信をみせた。

 練習では、今大会の女子で浅田だけが跳ぶ武器、トリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を午前、午後で合わせて8度試し、すべて成功させた。

 NHK杯、グランプリ(GP)ファイナル、全日本選手権とここ3大会ミスが続いていたが、約3カ月じっくり練習を積めただけに「すごくいい状態」と笑顔。14年以来4度目の優勝もかかるが「順位は気にしない。自分が満足する最高の演技をしたいのが1番」と話した。