体操のリオデジャネイロ五輪代表2次選考会を兼ねて個人総合で争う全日本選手権最終日の決勝前に行われた引退セレモニーに、女子で2009年世界選手権個人総合銅メダリストの鶴見虹子さん、男子の元世界選手権代表でコナミスポーツに所属した沖口誠、植松鉱治、中島立貴の各氏が出席した。いずれも今後は指導者の道に進む。

 08年北京、12年ロンドン両五輪代表で、この春日体大を卒業した鶴見さんは「18年間応援していただいて、ここまで頑張ってこられた」と感謝を述べ、北京五輪団体総合銀メダリストの沖口氏は「体操界に貢献できるよう日々精進したい」とあいさつした。植松氏は米国に留学するという。