男子200メートル個人メドレー決勝で、萩野公介(21=東洋大)が1分55秒07の日本新記録で優勝。2位の藤森太将(24=ミキハウス)も1分57秒57で派遣標準記録を突破し、リオ五輪代表に内定した。

 自らの記録を0秒26更新した萩野は「初めて今大会で自己ベストが出たので素直に喜びたい」と笑顔をみせた。「北島さんが代表にいない影響は計り知れないが、やってこられたことを自分たちが背負って、リオでは『ここまで強くなれました』というのを見せたい」と話した。

 初の五輪となる藤森は「(3位の)瀬戸君が見えていたが、ここで負けたら何もかもなくなってしまうので必死で泳いだ」と振り返った。