世界ランキング5位の日本が、同7位のドミニカ共和国を3-0のストレートで破り、4大会連続の五輪出場に王手をかけた。

 セッター宮下が、安定したトスワークで度重なる連続得点に貢献した。「初めはミドルを多く使おうと考えた」と話すように、ミドルブロッカー荒木、山口のクイック攻撃を引き出した。自身も随所でトスと見せかけたアタックで得点し、ドミニカ共和国の守備を惑わせた。「相手のミスに助けられた部分もあった。自分たちの力で(五輪に)出られるように」と表情を変えることなく話した。