日本バスケットボール協会は6日、都内でリオデジャネイロ五輪代表を発表した。16人の候補から吉田亜沙美主将(28=JX-ENEOS)ら12人の代表に絞られた。

 昨秋のアジア選手権では中国を破り、04年アテネ以来、3大会12年ぶりの五輪出場権を獲得。吉田主将は「スローガンは“メダルへの挑戦”。日本人は小さく、高さでは勝てないが、走って、ディフェンスでプレッシャーをかけるなど、日本の良さを出してメダルを取りたい」と意気込んだ。

 日本協会の川淵三郎会長からはメダルなら海外旅行のプレゼントを約束されている。吉田主将は「しっかり結果を残して川淵会長に海外に連れて行ってもらえるように頑張りたい」と話した。日本代表は16日からチェコ遠征に出発。7月に国内合宿、セネガルとの壮行試合を経て、南米での直前合宿に出発。そのままリオデジャネイロに入る。

 代表は以下の通り。▽渡嘉敷来夢(ストーム)吉田亜沙美、間宮佑圭、宮沢夕貴(以上JX-ENEOS)町田瑠唯、長岡萌映子(以上富士通)栗原三佳、近藤楓(以上トヨタ自動車)本川紗奈生、三好南穂(以上シャンソン化粧品)高田真希(デンソー)王新朝喜(三菱電機)