3月の世界選手権団体戦クアラルンプール大会日本代表で世界ランク41位の浜本由惟(17=エリートアカデミー)が、U-21女子シングルス準決勝で、女子ダブルスではペアを組む同37位の早田ひな(15=福岡・希望が丘高)に3-2で勝ち、17日の決勝進出を決めた。決勝では同36位のツォン・ジエン(シンガポール)と対戦する。

 U-21では2回戦でチャオ・ジャーミン(オーストラリア)に3-0、準々決勝でも崔孝珠(韓国)に3-0で勝利。一般の部では女子シングルス予選2回戦で金■娥(韓国)に0-4で敗れて本戦出場は逃したが、早田と組んだ女子ダブルスでは強豪のハン・イン、シャン・シャオナー組(ドイツ)に3-0で勝ち、8強入りを決めた。

 浜本は1日5試合のタフな戦いに「ポーランドオープンでは7試合やったことがあります。楽しかった。みんな強いので勝てて良かったです」と汗をぬぐいながら笑顔を見せた。

 男子は中1の張本智和(12=エリートアカデミー)が決勝進出。昨年の高校総体2冠の三部航平(18=専大)に勝てば、史上最年少優勝となる。

■は王ヘンに景