ラグビートップリーグ神戸製鋼のジム・マッケイ新ヘッドコーチ(HC、49)が23日、都内で行われたリーグの「プレスカンファレンス」に出席した。クボタのルディケ新HC、パナソニックのディーンズ監督らと旧交を温め「みんな違うスタイルでやっているのがすごくいいこと」と日本での初采配を心待ちにした。

 マッケイHCはスーパーラグビーのレッズでアシスタントコーチなどを歴任。11年にはレッズの優勝に貢献した。多彩な攻撃オプションを持ち、同席したフランカー橋本大輝主将(29)も「アタックが好きな選手が多いので、すごく楽しくやっています」と笑う引き出しの多さが魅力だ。

 4日後に迫った初戦に向け指揮官は「歴史や伝統に誇りを持っている。神戸のため、会社のためにどう戦うか理解している」と語り、13季ぶりの優勝へモチベーションは右肩上がり。神戸製鋼は27日に神戸ユニバーで、NTTコミュニケーションズとの開幕戦に臨む。