男子200メートルバタフライは、リオデジャネイロ五輪銀メダルの坂井聖人(早大3年)が、1分54秒06の大会新で3連覇した。

 リオの決勝で驚異の追い上げを見せ、マイケル・フェルプス(米国)に100分の4秒差で惜敗した坂井。この日の決勝では前半からリードを奪い、2位に3秒05の大差をつけて圧勝した。

 五輪メダリストで迎えたレースを「プレッシャーになった」という坂井だったが、「自分らしい良い泳ぎができた」と笑顔を見せた。そして、来夏のハンガリー・ブダペスト世界選手権を見据え、前半のさらなるスピードアップを課題に上げていた。