卓球女子の伊藤美誠(15=スターツ)、平野美宇(16=エリートアカデミー)らが14日、アジアジュニア選手権(16日開幕、バンコク)出場のため、羽田空港からタイに出発した。2人は日本代表として団体戦と女子ダブルスに出場。2020年東京五輪に向けて、史上最年少優勝などギネスブックにも名前が掲載された「みうみまペア」も再結成する。

 リオデジャネイロ五輪女子団体で初出場ながら銅メダル獲得に貢献した伊藤は「2週間くらいは休みました。(テレビ出演やパレードなど)うれしい忙しさでした。1週間くらいは練習しましたし、美宇ちゃんとは五輪が終わったら組むという約束をしていたので、またできるのはうれしい。東京では2人で出たい」。同五輪にはサポートメンバーとして同行した平野も「リオが終わってから初めての試合。1からのスタートと思って頑張りたい。五輪の大きさは感じました。今大会は一番年上なので、美誠ちゃんと普段の生活でも引っ張って優勝したい」と2人で誓い合った。

 2人のダブルスは14年のワールドツアー・ドイツオープンで史上最年少優勝。伊藤のリオ五輪出場のために、今年1月の全日本選手権を最後に“一時解散”していた。