リオデジャネイロ五輪のシンクロナイズドスイミングで二つの銅メダルを獲得した三井梨紗子(22=東京シンクロク)が現役を引退する意向であることが15日、関係者への取材で分かった。日本水連に、来年の世界選手権(ブダペスト)などの代表を辞退すると伝えた。

 三井は高い身体能力を生かした演技で頭角を現し、2012年ロンドン五輪とリオ五輪に2大会連続で出場。リオ五輪ではエースの乾友紀子(井村シンクロク)と組んだデュエットとチームで銅メダルに輝いた。

 20年東京五輪での活躍も期待される存在で慰留する声もあるが、関係者によると体力的な限界を理由に第一線を退くという。