女子テニスで左膝を手術し、リハビリ中のクルム伊達公子(エステティックTBC)が22日、来年の復帰を目指す意向を示した。

 東京・有明テニスの森公園で開催中の東レ・パンパシフィック・オープンのイベントで「(4月の再手術から)1年はかかると言われている。そこからプラス、マイナスでどれぐらいか」と述べた。

 28日に46歳になるクルム伊達は2月に左膝半月板の内視鏡手術を受け、状態が悪かったことから再手術した。

 「ここまでは順調で生活には不自由しない」と言う一方、筋肉が落ちた影響で今も走る練習には取り組めずにいる。「アスリートとしての筋力を整えないといけない。しっかり治したい」と話した。