日本ラグビー協会は23日、都内で理事会を開き、選手が年間にこなす試合の数を32~34試合程度までに抑える方針を固めた。

 32試合が限度と捉える日本代表のジェイミー・ジョセフ新ヘッドコーチ(46)が理事会に出席して意見を伝え、協会側も尊重する構えだ。今季もトップリーグ(TL)、スーパーラグビー、日本代表を合わせると試合数は40を超える。昨季はサンウルブズのフッカー堀江翔太主将(31=パナソニック)が年間36試合に出場するなど、特に主力選手の疲労の蓄積が心配されていた。具体的な制度作りはこれからで、TLチーム側とも議論を重ねていく。