優勝候補の一角で田臥勇太(35)が主将を務める栃木が、秋田に68-83で敗れ、黒星発進となった。田臥は「今までの開幕戦で一番ワクワクした。ホームの開幕で勝ちたかったので残念だが、あと59試合あるので初代王者を目指したい。バスケットの楽しさ、魅力を伝えたいが、勝利を届けることが一番だと、今日の敗戦から思い知らされました」と悔しがった。

 田臥は先発出場したが、第1Qから17-20と苦戦。第2Qで初シュートを放つも、リングに嫌われた。残り40秒で、ほぼ正面から初得点を奪って追い上げムードをつくったが、前半を33-42で折り返した。第3Qは秋田に次々と3点シュートを決められ、点差は広がるばかり。第4Qでは2点シュートに続き、初の3点シュートも決めたが、7得点2アシストに終わった。25日にも秋田と第2戦を戦う。