リオデジャネイロ五輪卓球女子団体で銅メダルを獲得した石川佳純(23=JA全農)が、自身の結婚願望を語った。

 25日、日本卓球協会が都内で五輪の祝勝会を行い、石川ら男女6名と監督らが出席した。

 祝勝会の前に取材に応じた石川は、10月23日の日本リーグが五輪後の初戦なる予定。ただ、帰国からこの日まで約1カ月間ラケットを握っていないといい、「競技人生で初めてかも。そろそろ練習します」と冗談っぽく笑った。

 大会後はイベント出演などの以来が殺到して「ありがたい忙しさだった」。そんな中でも、仕事の関連ながらレスリング女子の伊調らと米ニューヨークに行くなどオフを楽しんだ様子。「ブロードウェーでオペラ座の怪人とアラジンを見て、感動しました」とうれしそうに話した。

 長らく女子卓球界を引っ張ってきた福原愛(27=ANA)が台湾代表の江宏傑(27)と結婚したことについて聞かれると、「私も結婚は絶対したいです」と笑顔で答えた。ただ続けて、「でも今は2020年があるので、それに向けてひたすら卓球をやりたいですね」。今は27歳を迎える東京五輪でのメダル獲得に力を注ぐ気持ちだ。