平野美宇(エリートアカデミー)が加入した中国スーパーリーグ女子の「オルドス」は、「八一」との今季開幕戦を行い、平野は第2試合のシングルスで昨年の世界選手権中国代表の木子に2-3で惜敗した。第3試合のダブルスはストレート負けした。チームは1-3で敗れ、黒星スタートとなった。

 16歳の平野はシングルスで第1ゲームを11-9で先取したが、ジュースが続いた第2ゲームを17-19で落とした。試合はフルゲームまでもつれたが、最後は力尽きた。

 次戦は19日に本拠の内モンゴル自治区で「山西」と対戦する。

 中国スーパーリーグはシングルス4試合、ダブルス1試合の団体戦で、3戦先勝方式で争う。10チームによるリーグ戦は12月末まで実施され、日本勢は過去に福原愛(ANA)らが参戦したことがある。

 ▽平野美宇の話 勝つチャンスがあっただけに悔しい。相手の頭の回転の速さと、自分のレシーブの判断ミスが出た。そこが中国との差かなと感じた。今日の反省を生かして勝てるよう頑張りたい。自分が相手を圧倒できる力をつけていきたい。