ラグビー日本代表で選手、監督として活躍し、神戸製鋼ゼネラルマネジャーだった平尾誠二氏が20日、死去した。53歳だった。昨年から闘病中だったという。

 ◆平尾誠二(ひらお・せいじ) 1963年(昭38)1月21日、京都市生まれ。伏見工3年時に全国大会優勝。同大に進み、19歳4カ月の史上最年少で日本代表入り。大学選手権3連覇。卒業後1年間の英国留学を経て神戸製鋼入社。3年目から日本選手権7連覇。87年、91年、95年のW杯に出場し、91年の日本初勝利に主将として貢献。現役引退後、97年から00年まで日本代表監督。11年2月に文部科学省中央教育審議会委員に就任。神戸製鋼GM兼総監督を務めていた