2季連続4度目の個人総合優勝を狙う20歳の高梨沙羅(クラレ)が1回目に95メートル、2回目に最長不倒の99・5メートルを飛び、合計271・3点で優勝し、通算45勝目を挙げた。

 伊藤有希(土屋ホーム)が94・5メートル、92・5メートルの251・4点で自己最高に並ぶ2位。3位は19歳のアナ・ルップレヒト(ドイツ)で、初めてW杯の表彰台に立った。

 岩渕香里(北野建設)は19位、勢藤優花(北海道メディカルスポーツ専門学校)は24位だった。

 ◇高梨沙羅の話 初戦に勝てたことで自信になった。やっとジャンプ台の特徴に合わせられた。1回目は(踏み切りの)タイミングが早くなってしまったけど、2回目は合わせられた。