昨年の空手世界選手権女子個人形で2連覇した「空手界の綾瀬はるか」こと清水希容(23)が11日、大阪市内で行われた所属先のミキハウス新春祝賀会で餅つきを披露した。

 オープニング映像の後に選手一番乗りで登壇すると、「よいしょ~」の声に合わせてきねを振り下ろした。「緊張したけれど、気持ちを込めてつきました」。赤色の晴れ着姿は参加者にも好評で、歓談の際には記念撮影に快く応じていた。

 昨夏には空手の20年東京五輪正式採用が決定。3年後の金メダル候補として、注目度は急上昇している。ミキハウスでの1年目も終盤にさしかかり「恵まれた環境だと思う。つらいときもあったけれど、五輪競技に正式に決まって、(五輪を)一緒に目指すことができる」。共に出席したカヌー羽根田卓也、柔道山部佳苗ら16年リオデジャネイロ五輪出場組との共闘を誓った。