高梨沙羅(20=クラレ)が今季6勝目、通算50勝目を挙げた。

 1回目は96・0メートルの120点で2位、2回目は97・5メートル、127・3点の合計247・3点で優勝した。1月8日のオーベルストドルフ大会(ドイツ)以来の優勝となった。

 男女を通じてW杯最多勝利の53勝を挙げている男子のグレゴア・シュリーレンツァウアー(オーストリア=現役)にあと3勝と迫った。

 高梨がW杯初勝利を挙げたのは北海道・上川中3年だった12年3月3日の蔵王大会。

 日本勢では1回目5位だった伊藤有希(土屋ホーム)が2回目で90・5メートルの合計224・1点で4位だった。

<高梨のシーズン勝利数>

◇11~12年 1勝

◇12~13年 8勝

◇13~14年 15勝

◇14~15年 6勝

◇15~16年 14勝

◇16~17年 6勝