ショートプログラム(SP)4位スタートの三原舞依(17=神戸ポートアイランドク)が、フリー134・34点の合計200・85点で劇的な逆転初優勝を果たした。

 冒頭のルッツ-トーループの連続3回転ジャンプを成功させ、そこからは「シンデレラ」に乗って完璧な演技を披露。ノーミスで終え、初の200点超えを確認すると「キャー!」と絶叫。「自分が1位になったというのが、信じられない。夢のよう」と喜びを爆発させた。

 最終組で滑走した三原の前には、樋口新葉(東京・日本橋女学館高)が172・05点、本郷理華(邦和スポーツランド)が167・42点と本来の力を出せずに演技を終えていた。