女子の鬼塚雅(フリー)はトップでスロープスタイル予選を通過し、幸先のいいスタートを切った。

 技の難度を下げた演技構成でも93・00点の高得点をマークし「うれしい。何が良かったか自分では分からないが、いろいろな大会で負けて学んだのが良かったのかな」と余裕を漂わせた。

 今大会でライバル視していた選手が公式練習中に負傷し、欠場した。強敵が減り「このメンバーなら転ばなければいける。決勝ではまだ出していないカードをどんどん切っていく」と強気だった。