日本バスケットボール協会と埼玉県、さいたま市は17日、さいたまスーパーアリーナで、本年度全日本バスケットボール選手権の埼玉県開催を発表した。

 従来の全日本総合選手権を、本年度から真の日本一決定戦と位置づけ、大会概要を変更。協会登録の高校生以上の全チームに出場資格を与え、各都道府県予選の1次ラウンドから、男女合計600チーム以上が参加して開催。男子は3次ラウンドからBリーグ1部18チーム、女子は同ラウンドからWJBLの全チームが参戦。準々決勝以降の4次ラウンドを20年東京五輪のバスケット会場でもあるさいたまスーパーアリーナで開催する。

 三屋裕子協会会長は「今まで使っていた代々木競技場が改修のため使えない中で、首都圏から近く、06年世界選手権の開催の経験もあり、十分な集客も見込める。最高峰と位置づけたからには、最高峰のアリーナでやりたい」と、さいたまスーパーアリーナ開催の理由を説明。上田清司埼玉県知事は「さいたまスーパーアリーナがバスケットの聖地となるよう、協会の意を受け最大限の努力を惜しまない」と協力を明言した。