リオデジャネイロ五輪男子個人、団体2冠の内村航平(28=リンガーハット)が大会9連覇で世界選手権(10月・モントリオール)代表を決めた。

 最終種目の鉄棒で内村に逆転を許した白井健三(20=日体大)も2位で代表決定。床運動と跳馬のスペシャリストが、初めて個人総合での世界挑戦権を手にした。4月の全日本選手権で内村を追い詰め、持ち点2位で臨んだ田中佑典(27=コナミスポーツ)は1種目目の床運動のミスが響いて3位。個人総合での世界選手権代表入りを逃した。