男子テニスのツアー最終戦、日東電工ATPファイナル(ロンドン)で、世界9位の錦織圭(28=日清食品)が、わずか1ゲームしか奪えない悪夢の敗戦から一夜明けた14日、1時間強、元気に練習した。

大会が用意した練習相手と実戦形式を行ったところ、当たりは決して悪くない。体調やけがも悪いところは全く見あたらず、普通に練習をこなした。

ボールを使った練習後には、珍しくフットワークの軽いトレーニングを入れた。オオハシ・トレーナーの指導で、ベースライン付近を素振りをしながらステップを刻み、動きのチェックも行った。

錦織は、1次リーグB組で通算1勝1敗。15日の同組最終戦で、日本時間午後11時以降に同8位のティエム(オーストリア)と対戦する。また、同組のもう一方の組み合わせは、日本時間16日午前5時以降開始で、2戦全勝のアンダーソン(南アフリカ)と1勝1敗のフェデラー(スイス)の組み合わせだ。