丸川珠代五輪相(50)が16日、第6回東京オリンピック(五輪)・パラリンピック大会における日本の食文化発信関連会議にオンラインで出席し、選手村の食事は「意義がある提供だった」と評価した。

選手村では国産食材を活用。大会初の産地表示を行ったほか、復興五輪の観点からも被災地産食材を活用した。丸川氏は「選手村の、多くの選手の皆さんが自ら(食事について)発信していた。意義がある提供だったのではないか」と話した。

一方で、弁当廃棄問題についても触れた。「スピーディーに対応した。フードバンクとの連携は今後のレガシーになるようなチャレンジだったのでは。臨機応変な対応を感謝しています」と、大会組織委員会の問題発覚後の対応を評価した。最後に「組織委で今回の取り組みをしっかりとリポートとしてまとめ、パリ大会に確実に引き継ぎを行ってもらいたい」と話した。