<東京マラソン>◇22日◇東京都庁前-東京ビッグサイト

 8月の世界選手権(ベルリン)代表選考会を兼ねた男子はサリム・キプサング(ケニア)が2時間10分27秒(タイムは非公式)で初優勝し、初マラソンの前田和浩(九電工)が2位に入って世界選手権代表を決めた。

 先頭集団は30キロ過ぎで3人に絞られ、キプサングは36キロ付近でスパートをかけてサミー・コリル(ケニア)と高橋謙介(トヨタ自動車)を引き離すと、独走でゴールした。前田は38キロ手前でコリル、高橋を抜き去った。

 大会にはこのレースで引退する高岡寿成(カネボウ)や土佐礼子(三井住友海上)、弘山晴美(資生堂)ら、約3万5000人が参加した。