日本スカッシュ協会は22日、2016年の五輪競技入りをアピールするため、都内でイベントを開催した。スカッシュは、12年ロンドン五輪での正式競技入りを狙ったが、05年国際オリンピック委員会(IOC)総会で最終候補に残ったものの見送られた。16年五輪で正式競技になるためには、スカッシュを含む候補7競技が8月のIOC理事会で2競技に絞り込まれ、10月の総会で五輪開催地とともに五輪入りが決まる見通しだ。

 この日、スカッシュ界の「ヒロイン」で4度の全日本優勝を誇る松井千夏(31)も「五輪競技入りが決まれば現役として出場したい」と、16年に38歳となるアラフォーとしての夢を語った。

 世界でも同時期に、「ワールド・スカッシュデー」として五輪入りをアピールするイベントが行われた。