フィギュアスケート女子の浅田真央(中京大)が28日、バンクーバー五輪シーズンに用いる音楽が演奏される「フィギュアスケート名曲コンサート」のリハーサルを東京都内で鑑賞して「生演奏で聴くと迫力がすごい。滑りたくなった」と口にした。

 29日に東京都内でコンサートを開き、ショートプログラム(SP)の「仮面舞踏会」とフリーの「鐘」を観客に拍手自粛を求めて録音する。この音源は会場の音響効果を期待してのもので、試合での使用を検討している。

 SPは14歳の新村理々愛さんのフルート演奏を前面に出したバージョンも新たに用意。浅田は「フルートが入ることで昨季と全然違う。明るい雰囲気にしたい」と意気込んだ。