<バドミントン:ヨネックス・オープン・ジャパン>◇最終日◇27日◇東京体育館

 5種目の決勝が行われ、女子ダブルスでは北京五輪4位の末綱聡子(28=NEC・SKY)前田美順(23=同)の「スエマエ」ペアが、馬晋、王暁理(ともに中国)組に0-2で敗れて準優勝した。相手ペアの巧みなサーブに崩されないよう「とにかくラリーに持ち込むことを意識した」という末綱は、同大会19年ぶりの決勝進出にも落ち着いてゲームを楽しんでいた。

 28回目となる今大会での日本勢初優勝を逃し、悔しさは隠せなかったが、前田も「力の差は紙一重だった。最終日まで残って戦えてよかったです」と充実感を漂わせた。