競泳の東アジア大会(12月12日開幕、香港)日本代表合宿が29日、都内で公開された。23日から始まった今回の合宿で、約1週間のオフから練習を再開したばかりの男子背泳ぎ代表入江陵介(19=近大)は「この合宿はメチャクチャ泳いでいる。オフ明けで体がついていかない」と話しつつ、早期の復調も予感。東アジア大会に向けては「12月や1月のレースは得意。今回はアジアの選手しかいないので気持ちも楽。いいタイムを狙っていきたい」と、100、200メートルとも世界記録を保持するピアソルや、北京五輪200メートル金メダルのロクテというライバルの米国勢不在だけに、自信をのぞかせていた。

 また米国で本格練習を再開した、五輪2大会連続平泳ぎ2冠の北島康介には「(来夏の)パンパシ(=パンパシフィック選手権)で一緒に泳げたらいい」と、ラブコールを送っていた。