ソフトボールの日本リーグ女子2部に所属するパナソニック電工とTOETECKがともに今季限りで休部する方針を固めたことが27日、分かった。同日には女子1部のレオパレス21が今季限りでの廃部を発表するなど休廃部が相次ぎ、リーグ運営への影響も懸念される事態となった。

 景気低迷や日本が金メダルを獲得した北京五輪を最後に五輪の実施競技から外れた影響とみられ、関係者は「このままではリーグ運営に支障を来す」と話した。日本協会は来季のチーム登録期限を12月15日とし、レオパレス21の受け入れ先が見つからない場合は2部から1チームを昇格させて1部のチーム数12を維持する方針。

 パナソニック電工は1975年創部で三重県に拠点を置く。TOETECKは93年創部で宮城県を本拠とする。(共同)