28日の柔道全日本実業団体対抗大会で左ひじを負傷し、内側側副靱帯(じんたい)損傷で全治5週間と診断された、8月の柔道世界選手権(パリ)女子78キロ超級代表の杉本美香(26=コマツ)が、グランドスラム・リオデジャネイロ大会(6月18、19日)を欠場することが決まった。5月31日、グランドスラム・モスクワ大会から帰国した女子日本代表の園田隆二監督が明かした。6月4日から始まる佐賀・嬉野市の女子代表合宿も参加せず、都内でリハビリに励む。

 リオデジャネイロ大会の同級には、モスクワ大会3位だった田知本愛(22=綜合警備保障)が代わって出場する。