2018年冬季五輪の開催都市を決めた6日の国際オリンピック委員会(IOC)総会で、昨年のバンクーバー五輪フィギュアスケート女子金メダルの20歳、金妍児(韓国)が平昌のプレゼンテーションで流ちょうな英語でスピーチし、勝利に貢献した。

 金妍児は、同五輪で韓国がメダル14個を獲得する成果につながった国の冬季競技強化策を笑顔で説明。「IOC委員の皆さん、私の夢を実現する機会を与えていただき、ありがとうございます」と五輪運動を推進する委員たちに感謝の言葉を述べた。

 平昌の当選が発表されると涙を浮かべ「うれし泣きです。投票が1回で終わった時に勝てたかもしれないと思った」と喜んだ。